人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Die Familie

手術の日のつづき・・・

先生の説明から30分後、ちび子帰還。
微_b0156329_9121877.jpg

口から麻酔の管を入れるのに苦戦したため、上唇に血がにじみ、
下唇が腫れている。そして下顎に管の跡が赤い線に残っていた。

他の方の話では、顔がむくむとか足がむくむとかあったが、
ちび子はもともとほっぺたぷくぷくで脚むちむちなのでよくわからなかった(笑)

しばらくはぐったりしてめそめそしていたがちびの写真を見てちょっぴり微笑む。
お兄ちゃんがいてよかったね。

でも、その後もくすんくすんと泣き続けるちび子をおっとに託し、
この日付き添って泊まる予定だった母は、急ぎ夕飯をかっこみ、身支度を整え
一晩中抱いている覚悟でちび子を受け取り、8時頃おっと帰宅。

おっとがベッドに置くと泣いてしまうというので、ずっと抱いていようと思ったのだが
なんだか体を伸ばすポーズをするので、ベッドにおいてとんとんしてあげるとすうっと寝た。
たぶん、抱いていると点滴の管やら足のサチレーションのコードやらにひっぱられて
居心地が悪かったんだと思う。

9時の消灯の前に、お向かいにいた口唇裂の2度目の手術で入院していた
4歳のMちゃんのお母さんが、
「泣いたり、大きな音がしても私たちはまったく気にならないから、心配しないでね。
病院ってそういうところだから。お互い様だしね。
Mちゃんも子供だから多少の音がしてもすぐに眠れるから大丈夫。」って。

びっくりした。そして嬉しかった。
もう、言葉に言い表せないくらい感謝。

そして私も10時ころ、簡易ベッドに横になる。
ちび子は眠りは浅かったものの、泣いてもトントンすればまたうとうとしてくれて
抱き上げるほどではないって感じで、そんなに大変じゃなかった気がする。
ただ、サチレーションの音が乱れると心配でそのつどのぞきこんだり
他の病室から赤ちゃんの泣き声、というより叫び声が聞こえると
夕べはちび子もああだったのかなぁと思うと切なくなったりして
私はあまり眠れず、一晩中ぼーっと起きてたかな。

翌朝、目覚めると、やはり抱っこ抱っこのちび子。
朝食に重湯となにやらペースト状のものが出たけど見向きもせず。

ちび子の前に手術を受けたK君は完食したらしく、そのあとすぐに点滴が外されてた。
点滴が外れるとプレイルームにも行けるし、気分もかわるみたい。

お向かいのMちゃんはこの日が退院日。
手術後のちび子とプレイルームで遊ぶのを楽しみにしてくれてたのに
ちび子の点滴がはずれずがっかり。

この病院では手術前の子供は感染を防ぐため、プレイルームで遊んではならず、
食事も食堂ではなく一人ずつベッドの上で食べるという決まりがあるのだ。

でも、お部屋でちょっと遊んでくれた。
Mちゃんがプレイルームから持ってきたおもちゃを見せると
微_b0156329_9353911.jpg

微笑んだ。
Mちゃんありがとう。

めそめそしつつも少しずつ元気が出てきたよう。
お昼ご飯はパン粥ペーストを半分とヨーグルトを食べる。
動けばもっとおなかがすいて食べるようになるかもねってことで
2時ころ、点滴を外してもらえた。

自由だーーーー
歩くのが好きなちび子はうろちょろすることで、どんどん元気を取り戻していった。

よかった。


あらら・・・またちび子さん起床。
続きはまた今度。




にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ
にほんブログ村



by nimimoku | 2013-09-25 09:40

我が家の日々…
by nimimoku

検索

タグ

(361)
(178)
(125)
(105)
(77)
(28)
(17)
(8)
(4)

ファン

ブログジャンル

画像一覧